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「上から」モノを言われると、ほとんどの場合「あまりいい感じはしない」です。

「上から」モノを言われた瞬間は「カチン」と来ますが、冷静に考えるといろいろ疑問に思うこともあります。

 

なぜ、相手より自分が上だと思うのか?

なぜ、相手の気分を害する言い方になるのか?

上から目線の人は結局どうなりたいのか?

 

などの疑問を解説していきます。

 

社会生活上どうしても出現してしまう「上から目線の人」に対して、うまく立ち回る方法を参考にしてください。

 

 


 

 

 

「上から」は一体何が上なのか?

「上からモノを言う」という表現があるので、相手よりも自分が「なにかしら上」と思っているからなんですけれど、一体何が「上」なんでしょうか?

 

役職

一番わかりやすいのが「役職」です。

「偉そうな物言いは、自分が相手より偉いから」ということになります。

 

 

社長が社員に対して、

上司が部下に対して、

監督が選手に対して、

 

偉そうな言い方になることがあります。

 

これは、まあ納得しておかないといけないところです。

(偉そうに言われるとあまり気分がいいものではありませんが)

 

このケースでは、役職が上の人からの指示は、部下にやらせる代わりに、上の役職の人は責任を負う、ということになっています。

(そうじゃないことも、たびたびあります・・・)

 

ただし、責任の体系とモノの言い方は基本的には別のことですけどね。

 

このケースでは

「なんでおめえはそんなに偉そうなんじゃ?」

とか言うと大惨事が待っていますので、絶対にやめましょう。

(パワハラなどを除く)

 

はいはい、と「しおらしく」しておくのが無難です。

 

ある程度の規模の会社とかなら、責任を取らなければいけない立場の人は、ちょっと我慢すればいなくなるケースがほとんどです。

(転勤、異動とか)

 

 


 

 

同じ所属内での経験年数の長さ

ちょっとくどい表現になりましたが、先輩、後輩ということです。学校、会社、なにかしらの集まり、なんかです。組織上の身分は同じで所属年数が違う、というケースです。

 

偉そうな物言いの根拠は、「自分が相手より経験年数が長いから」ということになります。

 

これも、「上から目線」の先輩は、いろんなところにいますね。

なかなか困った人が多いイメージです。

 

所属年数というのは、役職と比べるとちょっと根拠が弱い感じになります。

しかし、弱いといっても、役職と違ってひっくり返ることがありません。偉そうな先輩というのはそのへんの意識があるわけです。

(役職は後輩にガンガン抜かれていったりしますので、立場がひっくり返ることはよくあります。)

 

上司とちょっと違うのは、先輩は、基本的には責任をとることはない、ということです。

上司から先輩に指示があり、そこから後輩に指示される場合などは、基本的には上司からの指示なので、責任は上司がとるのが基本です。

 

これとは別に先輩発信の後輩に対する指示などがある場合です。

上司の了解がない場合は、先輩が責任をとればいいように思いますが、この場合、この先輩の上に立つ人がよほどしっかりしていないと、なあなあになることが多いです。

 

特に、入社年数と役職が逆転している場合、例えば、50代の一般社員が後輩に偉そうな態度になっていて、社内的によろしくない状態になっていたとしても、これに対して40代の上司がちゃんと注意できるか?となると注意できないケースがあります。

これは、社内の規律がしっかりしていれば、問題にならないはずですが、現実的にはそのまま放置されていることが多いようです。

 


 

なぜ、相手の気分を害する言い方になるのか?

これは、話の「内容」に「感情」を乗せてしまっているせいです。

 

カウンセリングなんかの基本として、

「まずは、事実と感情は分ける」

というものがあります。

 

職場などの仕事の指示に、本来「感情」は必要ないはず。

仮に部下などの仕事のスピードが遅かったとしても

「自分がやればもっと早くできる」

「(相手を罵倒する)」

なんてことをしてもしょうがないのです。

仕事が遅いなら早くできるように指導すればいいし、最悪配置転換すればいいわけで感情的になる必要はありません。

「能力、立場が上」であったとしても「下」の人間に向けて適切な言動をしていかないといけません。

 

また、行動心理学などは

「その人が言う言葉に意味はなく、心理は必ず行動の結果として現れる」

という考え方をします。

 

このあたりを総合すると「上から目線」の人は、「ものの言い方」というのは「自分が上」ということを示すための手段の一つ、と思ってるのです。

 

「根本的に自分が上である」という心理状態なので、行動の際にいちいち出てしまうのです。これは、わかりやすい人もいれば、わかりにくい人もいます。しかし、わかりにくい人でも特に行動の結果を観察すると意外とはっきり出ていることがあります。

 

上から目線の人は結局どうなりたいのか?

結論としては「上から目線の人」個人個人の心理状態によります。大まかな傾向としては「上から目線」のときの行動が2次感情であることが多いです。

感情は1次感情と2次感情があります。2次感情とは1次感情を隠す、フォローするための感情と言われています。

1次感情は、不安、恐怖、淋しさ、体の疲れ、ストレスなどです。

2次感情は、怒り、です

この1次感情をたくさん感じてしまっているために、これを隠す、フォローするために

2次感情が起こります。こういうシステムのため2次感情は単独では起こらずに必ずそのもとになってる1次感情があることになります。

「上から目線」というのは、この1次感情に原因がありそうです。

「上から目線の人」の言動をよく観察して、なんとか「1次感情」を見つけます。その感情に対してアプローチできるようにすれば、なにかしらの変化が起こるはずです。

 

また、「上から目線の人」自分と他人の何を比較しているのか?ということも、なんとか当たりをつけておきましょう。

 

ママ友業界だと

「マンションの住んでる階が自分のほうが上」

なんていう基準も聞いたことがあります。

一般的に分譲マンションは上の階のほうが、下の階より販売価格が高くなるのが基本です。いわゆるタワーマンションだと、2階と40階なら数百万円の差がでます。

推測ですが

(私はあなたより価格が高い部屋に住んでいる)

ということなんでしょう。

 

(だから何?)

と思いますが、その上の階に住んでることを心の拠り所にしてる人、と把握しておくことは無駄にはならないはずです。

 

その人が何を考えているかある程度把握しておかないと

「(何のプライドなんだろう?)」

となってしまいます。

 

どうしても逃げれない人間関係なら、相手にとって刺激しない部分というのを知っておくことに越したことがありません。

 


 

まとめ

「上から目線の人」は、実際相手にするとなかなかめんどくさいです。会話の特徴は「自分中心」なことも多く「上から感」全開の人と接するのは実際うんざりします。

 

もし、「上から目線の人」から逃げれるのであれば、逃げたほうが無難です。

そして、接触が避けられないのであれば、相手の1次感情、考え方、価値観を見つけるようにしましょう。

ただ、相手の態度を改善させるのは基本的には無理なので

(なんとなくこういう人かも)

とあたりをつけておくと、自分への「被害」を最小限におさえる行動のイメージがしやすいはずです。

ぜひ、参考にしてください。

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