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失敗の原因には2種類の考え方がある

(失敗したかも)
と思ったときに考えるべきことがあります。それは、失敗の具体的な原因を探る前に、まず大きいくくりでの「要因」を考えることです。それは「内的要因」と「外的要因」の2つになります。自分自身で失敗の原因がこの2つの要因のうち、どちらにあると思っているかで失敗の回復や再挑戦などに影響を与えます。また、自分の物事に対する「考え方のくせ」がわかります。

以下、解説をしていきます。

内的要因

内的要因とは、自分の内部にあること、自分から発信しているもの、自分に帰属されるもの、などです。代表的なものは「能力」「努力」です。失敗の原因を「内的要因」にある、と考えるということは「自分に能力がない」「努力がたりなかった」と考えることになります。

外的要因

外的要因とは、自分の外側にあること、自分ではコントロール不可能なこと、です。代表的なものは「課題の難易度」「天災、自分に責任のない事故」「運」などです。失敗の原因を自分以外のところにもとめていますが、どちらかと言えば自分を擁護している意味合いが強くなる考え方です。

日本人は内的要因へ向かう

実際の失敗というのは、この「内部要因」「外部要因」のどちらかに何かしら特定の原因があるわけではなく、色んな要素があって失敗という結果になっています。なので2つの要因で考える目的は「失敗の原因を自分でどう考えるか?」という「思考の傾向」を把握することでもあります。ちなみに日本人は失敗の原因を「内部要因」で考える傾向が強く、欧米では失敗の原因を「外部要因」に求める傾向があります。(当然多少の個人差はある)「内部要因」に原因を求めるということは「原因は自分にある」「自分の能力不足」「努力不足」が失敗の原因である、と考えていることになります。考え方としては「さらに努力すればいいのでは?」と思いますが、自分の内部に原因をもとめるため、少なからず「自己否定」「自己抑制」というニュアンスがあります。「努力してから再挑戦」という考え方になるので、どうしても時間がかかることになります。自分の成長を感じているならすぐに行動を起こせますが、感じていないなら行動できなくなってしまいます。この努力志向は日本人のいいところでもあり、逆にスピード感に欠けるところでもあります。

まとめ

失敗の原因を考えるときは、原因の特定はもちろん大事ですが、失敗から脱するためには行動するしかありません。「内部要因」に原因があったとしても「外部要因」に多少の原因があったと考えることも大事です。運が悪かったと考えることもときには必要になります。もう一度挑戦してみてやはり同じ失敗をするのなら「運以外に原因がありそうだ」くらいのことでいいでしょう。試行回数が多くなればそれだけ成功の確率は必然的にあがります。原因を考えつつ一歩すつでも行動していくようにしましょう。

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