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「あの人になんか不幸なことがおこればいいのに・・・」

学校、職場、その他のサークルなど、人が複数集まると対人関係が発生します。全員いい人なら問題ないのですが、現実にはそうもいかないことが多いです。

対人関係の悩みは人間の根本的な悩みのひとつ、といわれます。対人関係の悩みが改善されれば、人生はかなり楽しいものになるはずです。

今回は対人関係の改善方法の前に「なぜ人を嫌いになるのか?」というところを解説していきたいと思います。対人関係を悩んでいる人も「なぜ、自分はあの人が嫌いなのか?」をちゃんと把握していきましょう

 

「嫌い」はレベルによって表現が変わる

 

まずは、言葉の定義です。

嫌いにも種類があり、似たような言葉としては、「嫌悪」「憎悪」「忌避(きひ)」などがあります。言葉が変わると微妙にニュアンスが変わります。

 

「嫌い」

嫌だと思うこと

(引用:デジタル大辞泉)

これは、もうそうとしか言いようがありません。

「忌避」

ある人物や事柄を存在してほしくないとして避けることや、ある人物や事柄のようになりたくないと念ずる感情

(引用:Wikipedia)

避けたい、ということです。ただ日常ではあまり使う言葉ではないように思います。(法律用語として使われることが多い)

 

「嫌悪」「嫌悪感」

汚い物、食用に適しない物、伝染性がある物、逆らいたい物、存在してほしくない物など、不愉快な思いを催す物事に関連した感情

(引用:Wikipedia)

「嫌悪」は「不愉快なので拒否したい」という意味合いになります。

 

「憎悪」

ひどく憎むこと(引用:広辞苑)

(地球上からなくしてしまいたいほど)その存在を憎むこと(引用:新明解国語辞典)

「嫌い」の度合いが変わってきます。一般的には「嫌い」<「嫌悪」<「憎悪」と言われています。

まずは、あなたが「あの人が嫌い」と思っているなら、どのくらいのレベルなのか?確認してみましょう。

区別の仕方としては、

 

  • 自分のそばにいなければいい(嫌悪)
  • あの人の身の回りになにか悪いことが起きて欲しい(憎悪)

 

と考えればいいでしょう。

 

お互いの立場による嫌い方がある

自分と相手との関係や立場の違いによって、嫌いになったときに持つ感情が少々変わってきます。

自分より立場が下の人間に対する嫌い方は「怒り」「軽蔑」

自分より立場が上の人間に対する嫌い方は「恐怖」「劣等感」

という傾向が見られます。

「嫌う側」が「嫌われる側」に対する感情は「拒否感情」「非行為感情」「憎悪感情」「憐憫感情(=あわれむこと)」がよく見られるそうで、嫌いの度合いがつよくなると「憎悪感情」「憐憫感情」が強くなるとされています。

嫌われる理由は、ある程度決まっている

嫌われる理由はある程度決まってまして、要因は性格、行動、態度、言動、などですが、ほとんどの要因は「こんな人見たことある」というものばかりです。

  • 不潔
  • 信頼がない
  • 思いやりがない
  • 自分のことが嫌いな人を嫌う
  • ひどい悪口
  • マナー違反
  • 知ったかぶり
  • 人によって態度が極端に違う
  • 考え方が年齢と不相応
  • ずうずうしい
  • わがまま

などです。どれも一般的には嫌われるような人たちばかりです。

特に思い当たるフシがないのに自分のことを極端に嫌う人などは、実際にそばにいたことがありますが、どんな思考や判断基準を持っているのか本当に不思議なことが多いです。

嫌いな人は自分と似てるのか?

違う角度から考えてみます。一つの考え方として「他人の嫌いなところは自己投影である」というものがあります。他人の欠点の中に自分の欠点が見えてしまうためその他人を嫌うようになる、というものです。

こういうケースのとき、何が他人の(自分の)欠点なのか見えているときと、見えていないときがあります。見えていないときはもしかしたら(見たくない)だけかもしれません。

まとめ

誰か嫌いな人がいたら、

  • なぜ、嫌いなのか?
  • どのくらい嫌いなのか?

ということを把握しておきましょう。対人関係を改善しようとしたときに、方法とゴールがわかるようになります。

 

それと感情と事実は分けて考えるようにしましょう。

  • こんなことをされた
  • こんな行動をしていた

これを把握しておくと、この行為言動がなくなれば、「嫌い」という感情が無くなる可能性があります。

(「好きになる」ということではなく「ニュートラル」「特に好きでも嫌いでもない」というレベルになること)

「嫌い」という感情は危険回避という生き延びるための感情なので、感情が先走ることもあります。そんなときでも一度冷静になって、実際に起きたこと、自分の性格な感情考えを整理するようにしましょう。

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