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こんにちは やぐらです。

 

前回より続きます。

 

(前回の記事) 

gogojuggler1969.hatenablog.com

 

 

 

初期:冬だけ騒ぐ

 

警察から「気にせず110番をしてください」と言われたので、隣人の行動が本当にひどいときは、躊躇なく110番通報をすることにしました。

 

隣人の発言・行動で実際にあったことと、そのときに110番通報した際の、警察官から言われたことなどは、こんな感じです。

 

110番通報初期の頃は、隣人が窓を開けて、自分の家に向かって延々と何かを叫んでいたらしいです。

自分は日中仕事のため家にいないので、正直そんなにひどいと思いませんでしたが、うちの母親は定年して家にいるので、「今日は朝の9時から16時まで延々なんか叫んでいた」と言われることが続く日もありました。

 

これは、自分が平日休みのときに実際に目の辺りにして、状況のひどさを実感することになります。

 

110番する前では、「うるせーな」「静かにしろよ」とこちらも応戦してましたけれど、警察から「相手にするな。完全に無視するように。」と言われたので、以後こちらからコンタクトを取ることは一切せずに、警察にお任せすることにしました。

 

この頃の基準として

「1時間喋り続けていたら110番する」

ということにしていました。

 

隣人もこの頃は、警察を呼ばれると思ってはいなかったようで、2時間でも3時間でもぶっつづけで、こちらになにか罵声をあびせているような状態です。

 

110番通報して警察官が到着するまでは、平均的な時間は約15分くらい。

実際の状況を見せるのが1番なので、タイミングが難しいところですが、何回かは、「絶叫中」のところに警察官を呼ぶことができました。

 

実際に見た警察官は「何かの犯罪に該当するかと言えば、そこは難しいけれど、さすがにこれはひどい」と言われまして、到着した警察官が「いちおうお互いの言い分を聞かないといけないので」ということで、自分と隣人の二手に分かれて、事情を聞くことになりました。

 

こちらの方は

・隣人が1日中叫んでいるので、平穏な生活に支障がある

・外に出ようとするとわざわざ家の中から出てきて、罵声を浴びせにくる。

・なにかブツブツ言いながら、うちの家と隣の家の隙間を、何往復も歩いている

と説明しました。

 

向こうの言い分を聞いた警察官がこちらにきて

「昔、自分の家に雪をぶつけてきたと言ってるけれど?」

と相変わらず同じことを言っているので、

「1度、雪下ろしのときに隣人の屋根の一部を壊したことがあるけど、それは弁償して謝罪してる」

「それでも、同じことを3年位言い続けている」

と説明しておきました。

 

その後、110番通報を数回して、うちに初めてくる警察官には、同じやり取りを何回も言うことになります。

 

自分の印象としては、警察官の方からは直接言われたわけではないのですが、警察官は(隣人はこういうタイプの人間)というのを、なんとなく感じ取っていたように思います。

 

”全く見たことのないタイプではなく、今まであった事件や隣人トラブルがあった人の誰かに似たパターン”

 

と、思ったようでした。

 

警察官から言われたのは、やはり「完全に無視すること」「なにかあればすぐ110番してください」ということでした。

 

このころのパターンとしては、

 

隣人が暴言を1時間くらい言う

→ 自分が110番通報をする

→ 警察官が隣人に静かにするように言う

→ その日は静かになる

→ 次の日のあさ8時ころから、またなにか騒ぎ始める

→ (昨日110番通報したし、今日は様子見するか・・・)

 

こんな感じです。

 

警察に「毎日110番通報してもいいのか?」と聞いたのは、こういうことです。

警察の注意が、その日しか効果がなかったからです。

 

このやりとりをしていた当たりは、基本的に騒ぐのは「冬」だけでして、春からは秋にかけては、「生きてるの?」というくらい静かで、買い物に出かける様子もほとんど目撃されないような感じでした。

 

それから3年後、1年中騒ぐようになる

この冬だけ騒ぐ、というのは3年ほど続きました。

 

そして、隣人の家が建て替えられることになります。

古い家が壊されて新しい家が建つまでの約7ヶ月間、本当に平穏な日々でありました。

近所のおばあちゃんとすれ違うたびに、「ずっといないといいのにねえ」なんて言われたりするので、実際には本当にひどいレベルなんだろうなあ、ということを他人の反応から感じておりました。

 

その後、隣人の家が完成して再び入居するようになってからは、今度は1年中騒ぐようになってしまいました。

 

隣人は部屋の窓を15cmくらい開けて、顔が見えるか見えないかくらいのところから、自分の家に向かってなにやら叫んでいます。

 

当初は1日中叫んでいましたが、何回か110番通報をしてるうちに、だんだん叫び方のパターンを変えてきていて、

(さすがに警察を呼ばれたくはないらしい。がしかし叫ぶのはやめない)

1時間以上叫んでいると警察を呼ばれてしまうので、10分位叫んで一旦止める、しばらくしてまた10分叫ぶ、また止める、という行動パターンになっていきました。

 

これも、警察署に行って、「こんな状態でも110番通報してもいいのか?」と確認したら、「なにかあってもよくないので、気にせず110番をかけていいですよ」とのこと。

 

あるとき、「以前は生活安全課にいた」という警察官から言われたのが、「とにかくお互いの身の安全を最優先してください」ということ。

 

「隣人トラブルは、どちらかが怪我するまで行き着くことがあるので、まず、身の安全を優先して、もし殴られたとかあったら、事後でもいいので、身の安全を確保してから110番通報してください」

 

と、言われました。

 

それから、実際の暴行(未遂)事件がおきます。

 

ある日、うちの母親が家の前で、鉢植えに水をやっていたところ、隣人がいつもどおり近づいてきて、胸ぐらを掴まれたそうです。

 

自分は男なので、隣人はさすがに手を出しては来ませんが、女性にはどんどん突っかかってきます。

 

表現するなら、もはや「当たり屋」のように、自ら「なぜ突っ込んでくるの?」というところに突撃してきて、「自分は被害者」のように、振る舞うわけです。

 

その時は、反対隣のおばあちゃんが目撃していて、間に入ってくれたそうで、とりあえず、自分の母親も、反対隣のおばあちゃんにも怪我はなかったようです。

 

70代前半の女性が、70代後半の女性にケンカをうりにいき、80代の女性がとめに入る、というなんとも言えない光景が繰り広げられていたようです。

 

うちの母親いわく、「なにか急に掴まれたりすると、さすがに怖い。とっさに声は出ない」とのこと。

この日以来、防犯用のブザーを常時携帯することにしました。

 

このときも、夕方警察署に相談にいき、「厳密には暴行なので、事後でもいいからすみやかに、遠慮なく110番してください」と言われました。

 

このあたりから110番通報にも、かなりの「常連感(?)」があるようになりまして、通報したときにあいての警察官から状況を聞かれるのですが、

「〇〇1丁目のやぐらです。また騒いでます。××交番に問い合わせてもらえばわかります」

で、通るようになってしまいました。

 

飲食店で常連さんが「いつもの」というのと変わらないくらいになってしまったのです。

また、年度が新しくなってから110番通報して、新任の交番勤務の警察官が来たときに言われたのは、

「やぐらさんと隣人のトラブルは、前任者からの引き継ぎ案件になってまして、警察署内でもまあ重要といいますか、そんな感じの扱いになってるんですよ」

「ただ、話には聞いてましたが、実際に来てみると、予想してたよりもひどいですね」 

 ということでした。

 

さらに、警察署長から直接電話が来たり、母親を心配してくれたのか、直接家にも来たみたいです。

 

町内会

ただ、このころの現状では、刑法にふれるほどのことはないため、結局は警察でも根本の解決はできないでいました。

民事不介入の大原則があるためです。

 

そのため、警察の方から町内会に間に入ってもらうことを提案されました。

 

それを受けて、町会長に間に入ってもらい、話し合いを持ちました。

 

1回目は自分と母親、向こうは隣人1人でした。

お互いの言い分を聞く、ということで隣人に話をさせると、結局はいつもと同じ話の繰り返しで、

自分「それは済んだ話のはず」

隣人「いや謝ってもらってない」

自分「何回おんなじ話をするのか」

町会長「とりあえず言い争いをしてもしょうがないので、一旦やぐらさんの方であやまってもらって、この件は終わりにしましょう」

 

自分は、これでは根本の解決にはなっていないので、謝罪をしないことにしましたが、母親がとりあえず折れて、謝罪しました。

(実際には謝罪は3回目になる)

 

これで隣人は気分がよくなったのか

隣人「自分も近所とは仲良くしたい」

とか、言い出して町会長もこれで解決した、みたいな空気を出してきます。

 

自分と母親は

(現状を見てない人に説明してもしょうがない)

と思い、帰り道に「今回は何日持つかねえ?」とお互い同じことを思っていました。

 

やはりというか、実際には、2日後に「謝ってない」と叫ぶのを再開することになります。

結局、110番通報と、警察署への相談通いは、継続していくのでした。

 

保健所

こちらでもなんとか手段はないかと思い、いろいろ調べましたら、ある法律があることを知りました。

 

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律

という法律です。

 

条文にこんなものがあります

第24条(警察官の通報)
警察官は、職務を執行するに当たり、異常な挙動その他周囲の事情から判断して、精神障害のために自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがあると認められる者を発見したときは、直ちに、その旨を、もよりの保健所長を経て都道府県知事に通報しなければならない。

 

あまりに言動を同じことを繰り返すし、自分に都合の悪いことは忘れるし、うちの母親に掴みかかってくるし、と思って警察官にこの法律の適用について聞いてみました。

 

回答してくれた警察官いわく、あの隣人が、一般的に言えば、普通ではないと感じるけれども、明らかに、この法律が適用されるレベルではないそうで、いろんなことから考えても、「通常の範囲と言える状態の人」なんだそうです。

 

では、どんなレベルであれば、この法律が適用されるのかというと、錯乱して暴れるレベルなんだそうです。

 

その基準からいくと、隣人は、たしかに「普通」の範囲内としか言えません。

「同じことを繰り返して言うちょっとくどい人」

くらいの感じです。

 

「60歳くらいのおばあちゃんでも、暴れると男の警察官4~5人いないと抑えられないよ」

「これは、実際に遭遇してみるとわかる」

とのこと。

 

「それと、プライバシーの関係で、他人からどうのこうのは言えなくなってきてて、家族から身内の相談をされて、ようやく動くかどうか、そんな感じですよ」

「なにか危害を加えられたら、それだと警察が動けるんですけど・・・」

というのが実情のようです。

 

いちおう保健所にも見解を聞いてみましたが、警察とほぼ同じ回答でした。

「暴れてたりしたら、まず110番通報してください」

と言われました。

 

これを受けてまた警察に聞いてみましたが、

「保健所もすぐ警察に回してくるんですよねえ」

「正直、それは保健所の仕事じゃないの、と思うこともないことはないんですが、暴れる人は、保健所では対処できないからしょうがないんですけど・・」

 

各関係機関いろいろ苦悩はあるようです。

 

民生委員

民生委員とは、「民生委員法に基づいて厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員」のことです。

 

具体的な仕事は、担当地域の困ってる人に手助けをすることです。

 

一人暮らしのお年寄りのところに定期的に訪問したり、妊婦・母子家庭の手助けをしたり、なかなか大変なお仕事です。

(しかも、ボランティア扱いで原則無給!)

 

うちの場合も、近所の問題として相談してみましたが、根本的な解決には至りませんでした。

 

というのも、あるとき民生委員が隣人に話を聞きたい、と訪問したときに拒否され、さらに隣人が民生委員の自宅前まで行き、大声で罵声を浴びせる、という事件が発生。

けが人とかいませんでしたが、民生委員の近所の人は、「変なやつがいる」と軽い騒ぎになったそうです。

そんなことなので、民生委員の方に怪我があってはいけないので、無理に関わることはしなくてもいい、と伝えることになりました。

なにかが起きてからでは遅いですからね。

 

民生委員は、法律的にもなにかの強制力を持ってるわけではないので、ここまでしてくれたことに対しては感謝しかありません。

 

市役所相談窓口

 

市役所の「市民相談」的なところです。

こちらも結論から言うと、完全に民事のことには、やはり介入できるわけではなく、一般的なアドバイス的なことを言われて終了。

 

相談窓口「そこから引っ越せないんですか?」

やぐら「いや、無理ですね」

相「では、ある程度我慢するしかないですね」

 

冷静に考えると引っ越すのが確かにベストです。

しかし、簡単なことではないので、ではどうするか?となったときに、「これ」という対処法が出てこないのも、しょうがないといえばしょうがないのです。

あるとき、うちの母親が「愚痴を聞いてもらってスッキリした」とか言って、相談窓口の担当のかたも(一件落着)みたいな雰囲気を出していましたけれど、これもやはり根本の原因が取り除かれたわけではないので、以後相談窓口にはいかなくなりました。

 

やはり、相談窓口も特に権限とか強制力を持ってるわけではないので、民事の揉め事に、基本的には介入できないんですね。

 

以上が、いまから1年位前までの現状でした。

 

これが、今はとりあえずは騒ぐことなく静かになっているので、110番通報することもなく過ごしております。

 

警察のほうでも、収まったと思っているでしょう。

 

静かになった理由は定かではありませんが、隣人の気分がいいからなのではないかと思われます。

(確証はありませんが、自分の家に向けてくる暴言は嫉妬からくるものでは?という意見は近所内から言われていた)

 

 根本の原因の解決には至っていませんが、もし同じような状況にある人であれば、やはり警察に相談するのが一番だと思います。

 

警察の方でも、一時期は逮捕にむけて動いていたような雰囲気も有りましたが、そこまでの状態になっていなかったようです。(あくまでも推測)

 

いちど家の壁になにかぶつけられたような音がしたので、すぐ110番通報したときは、隣人にかなり突っ込んで話を聞いていました。

このとき隣人は「スコップがそちらに倒れて当たった音」と言っていたらしいです。

なぜ壁にスコップを立てているのか、当然聞かれますよねえ。

 

刑法に触れそうな事態(建造物損壊罪)のときは、さすがに「なあなあ」にはしていませんでした。

(このときは実害は認められなかったので、状況を聞いて終了)

 

また、別の日の110番通報で交番の警察官と生活安全課の刑事が来たこともあるので、他の事例とかで話し合いの限界が見えていたのかもしれません。

 

 

 

実際、逮捕に至った近隣トラブルの例です。

news.livedoor.com

 

 

 

www.j-cast.com

 

発端はちょっとしたことなんですよねえ。

こればっかりは、相手方の受け取り方の問題でもあるので、被害者側にはどうにもならないと思うのですが・・・

 

最後になりますが、近隣トラブルは、民事だけで収まらなくて、刑事事件にも発展しやすいので、(厳密にはすでに刑法に触れている行為も多い)あまりにひどいときはためらわず110番通報しましょう。

 

「あとでなにかされたら・・・」と不安にもなりますが、次になにかされたら、すぐにまた110番しましょう。

 

(余裕があれば、1度警察署に直接相談に行って、状況を説明しておくとなおいいと思います)

 

自分の体験談は以上になります。

 

参考になれば幸いです。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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