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あなたは、今の生活の中で、ストレスを感じていることはありませんか?

もし、ストレスを感じているとすれば、何に対してですか?

また、そのストレスは自分が努力すれば解決できそうですか?

 

「いまあるストレスの原因が解決できれば、毎日の生活がもっと楽しくなるはず」

 

そう思いそうなところですが、ストレスの原因を解決しようとする前に知っておくべきことがあります。

 

それは、実は、ストレスの原因の多くは、
「努力してもどうにもならないことを気にしすぎている」
ことにあります。

 

ストレスの原因を解決する前に、その原因となるものが解決可能かどうか?と考えることがとても大事なことになります。

 

その上で解決できそうなことにエネルギーを注ぎ、解決できそうにないことにはエネルギーを使わない、ことが基本になります。

 

何が解決できそうで、何が解決できないのかを、具体的に考えてみます。

 

 

コントロール可能/不可能

ビジネスフレームワークの一つに
「コントロール可能/不可能」
というものがあります。

 

これは仕事内容や結果、目標に関する項目の中で、コントロールが可能かどうかに分ける手法になります。

事業の戦略を確認するため

よく活用されるのは、ビジネスの戦略に関する事項についてです。

 

例としてはこんな感じ。

 

コントロール不可能

  • 商店街のシャッターがしまっていることが多く活気がない。
  • 仕入先が倒産した
  • 大手ショッピングモールが進出してきた

 

これは、自分の意志や判断ではコントロールできないことばかりです。なので「コントロール不可能」な事項ということになります。

(これらの事項についても考えてみる価値はある。ただし、その場合でもコントロール可能な事項を優先して対処すること)

 

 

これに対して

コントロール可能

  • 商品がマンネリ化してきている
  • 仕事の段取りが悪い気がする
  • 作業の処理能力の低下

 

これらのことは、努力しだいで解決できる可能性があります。コントロール不可能なことに時間を使うより、コントロール可能なことに労力を使ったほうが、最終的に得るものは大きい、より作業時間の短縮が出来る、とされます。

 

個人に関することに応用する

これを個人の会社生活に関することに応用します。

「コントロール不可能」

人間関係全般
基本的にその会社の人員の配置は、その会社の人事部が考えるところです。配属になったところの上司がいい人だった、ちょっと合わない人だったとか、これは自分ではどうすることも出来ません。

(上司がどこかに消えないかな・・・)

と考えていても、消えることは基本的にはないので、考えるだけ時間の無駄になります。

 

業務内容、配属
こちらはある程度の希望は出せそうですが、そのとおりになるとは限りません。

 

職種に関しても自分の意志が反映されるのは、一番最初の就活のときに、
「この会社で働きたい」
と、思ったときだけなのかもしれません。

 

特に製造メーカーなどでは、会社の規模が大きくなると製造以外のいろんな部署があるので、自分の希望の部署に行ける人はかなり少ないのではないでしょうか。

 

自動車メーカーの「ホンダ」には、「F1の仕事がしたい」という夢を持って入社する人が多いと聞きます。ただし、本当にその現場につけるのはごく1部です。

 

(可能性は0ではないのですが・・・)

 

過去に実際にF1の総責任者になった人でも、入社直後は工場の備品の管理の仕事だったとか、普通に乗用車の営業をしてた、などです。さすがに新入社員をいきなりF1に配属することはないようなので、それ以外の仕事をしつつ自分の希望の部署に行けるチャンスを待つことになります。

 

 

また、某保険会社では、関連会社として新規に買収した介護関係の会社に入社何年目の社員を優先的に転属させた、なんてニュースがありました。

関連会社と入社した会社の業種が違うことは、よくあるので自分の希望している仕事以外に配属される可能性は十分あります。

 

社内で自分が働く部署の選択は、基本的に「自分でコントロールできないこと」になります。

(なんで俺はあの部署にいけないんだろう?)

ときどき考えるならいいと思いますが、毎日考えるようだと、ちょっと時間の使い方を見直した方がいいでしょう。

 

 

勤務地

全国展開している会社だと、転勤があります。どこで勤務するか希望どおりになる会社もあれば、2年で絶対転勤するような会社もあります。

これも典型的な「コントロール不可能」なことになります。

人事異動が出る時期なら

「自分の希望が通るだろうか?」

と気にすることはあっても、これも毎日考えるようなことではありません。

 

社会を作ってることがら

いろいろありますが、社会全般についてや、法律、世の中のニュースなどです。

 

「世の中が悪い」

「法律が変わってほしい」

これは、政治家や政治家を目指す人が考えるべきことです、一般の会社員なら普段の生活に影響があるほど、考えてはいけません。もっとすることがあるはずです。

 

「コントロール不可能」のまとめ

  • 無視する
  • 流す

以上です。

 

上司などはあたりはずれがありますし、完全に無視すると別の問題が発生しそうなので、「コントロール不可能」な人間関係は「流す」を基本にします。

 

その他の事項は、いろいろどうにかなりそうに思いますが、実際にはどうにもなりません。自分の仕事の中で優先順位をつけて「コントロール可能」なことに集中しましょう。

 

「コントロール可能」

「通勤電車にこんなに人が乗ってこないで欲しい」

 

電車の時刻とか、他人に電車に乗ってくるな、とは言えません。

なので、1時間早く家を出るとか、努力することは可能です。

 

仕事関係

「コントロール不可能」にあることは、自分の努力ではどうにもなりませんが、仕事関係は「やり方」「方法論」「段取りの組み方」については、比較的一般の社員でも自由度が高い項目のように思います。

 

上司の細かい指示については、そのとおりにしないといけませんが、締め切り時間と目標だけしめして、過程については各担当に任せる、という会社もあります。

 

そのようなときは、なるべく時間をつかって、自分の能力を集中させましょう。

 

「コントロール可能」まとめ

コントロール可能かどうか、まずこの見極めを先に行います。その上で「コントロール可能」なことに全力を注ぎましょう。

 

 

まとめのまとめ

学生から社会人になると、自営業でなければ、なにかしらの組織に属することになるかとおもいます。会社とか公務員とかです。

そして、学生と社会人では生活サイクルや属する組織の決まりごとなどが一変するために、ストレスを感じる場面が多くなります。

このストレスに対して、耐性の強い人弱い人、ストレスに打ち勝てる人、そのまま押しつぶされそうになる人、など。

「ストレスを実際に受けてみて、自分がどうなるか?」
というのは、実際にその場面になってみないとわからないところではあります。

そこで、ストレスの原因を100%なくすことは基本的には無理ですが、
(一般的な社会生活をしなければ可能かも?)
ストレスの原因となっているものを正しく理解することにより、ストレスを軽減することができます。

 

この記事にあったとおり、とにかく「コントロール可能」なことに集中します。

 

「コントロール不可能」なことを頭の中から切り離すことがストレス軽減の第一歩です。

 

ぜひ、試してください。

 

以上です。

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