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この記事は、

  • 「自己分析したい」
  • 「自分をコントロールしたい」

という方に向けて解説していきます。

 

自分を知る第一歩として自分の感情について「なぜ、この感情になるのか?」ということを把握しておきましょう。

 

人間は「その感情を得るために生きている」とさえ言われていますので、特に「なぜ、そんな行動をしたのか?」と問われたときに「得たい感情があるから」という答えですっきりすることがほとんどです。

以下、「感情のリスト」の作り方を解説していきます。

 

自分の感情はどれ?直感でOKです。

いろんな文献がありまして、感情の数は何パターンかあります。

 

中国古来系:

五情、六情、七情など

 

欧米系:

  • 5種類:ポール・エクマン
  • 8種類:プルチック
  • 12種類:ハーバード大学
  • 27種類:カリフォルニア大学

などです。

 

学問的に言うと、「人間の感情について、正確にはわかっていない」というのが正直なところです。なので研究者の数だけ感情の数があると言ってもいいような状態です。

ただ、「自分の感情リスト」を作る目的は「自分がどんなときにどんな感情になるのか」を知ることですから、あまり細かい分類にはこだわらないこととします。

以下、この記事で扱う感情の種類と定義は、基本的には「自分がこういう感情である」と思ったらそのまま採用します。学問的に正解不正解は考えないようにしましょう。

喜怒哀楽好き嫌い、くらいで十分です。

 

(こう思うのは悲しいなのか?寂しいなのか?)

というケースもありそうですが、自分がこう思う、という感情に分類します。

 

また、自分の感情を整理しているうちに

「どうも『Aを好き』と『Bを好き』は、『好き』の種類が違うのかもしれない」

と思うようであれば、より細かくしていけばいいでしょう。

 

より細かい感情の分類については、以下のサイトを参考にしてください。

 

ポール・エクマン(5種類)

 

プルチック(8種類)

 

 

感情が起こる仕組み

感情が起こる仕組みについて考えます。

学問的には、脳の仕組みとか、ドーパミンが~とか、いろいろな説があります。これもはっきりしたことはまだまだ解明されていないようです。

そこで、この記事では「感情は起こるのなぜか?」に対しては「事象に触れたから」と定義します。何の前触れもなく突然ひらめいた、ということもありますが、「何かしらの事実が起きた、何かの状態が変化した」ことに誘発されて感情が起きる、という前提にします。これを大きいくくりとして「要因」と表現します。

 

「ある要因が起きたのでその感情が発生した」

となります。

 

要因は、内部要因と外部要因に分かれます。

内部要因とは、外部とは直接関係ない自分の内面から起きた事象、事実や変化のことです。

例:

  • お腹がすいた
  • 頭が痛い
  • 眠い
  • 疲れた

など

 

外部要因とは外部で起きた事象、事実や変化のことです。外部から五感で得た情報全般になります。

見たこと、聞いたこと、触ったこと、感じた味、感じたにおい、に反応して感情が発生します。

例:

ゴミが落ちていた

⇨片付けないのはだれが?と怒る

 

感情が発生したの理由は、事実を見たからです。

ゴミが落ちているのを見た

⇨怒り感情が発生する

となります。

 

この場合、ゴミが落ちている事実を見ていないなら、感情は発生しないはずです。よって感情が発生したのは、何らかの事実があったから、というのが基本的な考え方になります。

 

事実と感情は必ず分ける

ここで一つの疑問が起こると思います。

先程の「ゴミが落ちているのを見たら怒りがわく」という例でしたが、「自分はそんなことないけど」という人は多いと思います。

そこで、「事実」と「感情」は必ず分ける、こととします。

 

「ゴミが落ちているのを見たら怒りがわく」

ではなく

「ゴミが落ちているのを見た」

⇨「怒りを覚えた」

とします。

 

分ける理由は2つあります。

1.感情が起きる原因がわかりやすい

事実は事実だけで明確に区分します。ある感情が起きた事実をたくさん集めるとそのうち個人的な感情が発生する原因の傾向が見えてきます。

一つだけだとイメージがつきにくいですが、例えば怒り感情が起きた事実

を10個20個集めるとそれなりの傾向が出てきます。

「こういうことが起こると怒りやすい」

というのが分かれば、その原因となる事実をあらかじめ避けることができるかもしれません。

2.感情の記憶は後で変えられる

嫌な記憶というのはだれしもあると思います。これも事実の記憶と感情の記憶に分けることができます。

例:

子供のときに親に怒られた

⇨嫌な記憶として残る

 

自分が親になり子供に同じことを言って怒る

⇨親が怒るのは子供に対する愛情だと理解する

⇨子供のとき怒られた事実は変わらないが、それに対する感情の記憶から「嫌だった」という部分は大きく変化する

 

このケースでは、自分が子供のときに親がどんなことを考えていたのかは確認しようがありません。

しかし、自分が同じ親という立場になったことで、過去の出来事に対して知らなかった事実があったのでは?と気づくことになります、

感情は事実に対して発生しますので、あらたな事実があれば新たな感情が発生することになります。これは、過去の感情でも同じ仕組みが起こるので、「過去の感情の記憶が変わる」という現象が起こります。

 

ということで、事実とそれに対する感情は必ずセットになりますが、事実と感情は必ず分けましょう。

まとめ

「感情のリスト」は、まず自分の感情はどんな事が起こったときに発生したか?を記録していくところから始めます。書き始めはあまり見えて来ませんが、たくさん書いていくうちに必ず何かしらの傾向がでてきます。

この傾向を知ることが自分を知る第一歩です。

 

ぜひ、参考にしてください

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